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大学では何をすべきか [育児]

ただ今長女は受験勉強中です。

地域トップの進学校に通い、その中でも上位の成績で、父の私は受験することなんか考えもしなかった大学を受験します。はるかに上を行きました笑

しかし、日々会話していると、彼氏を作りたい、アルバイトをしたい、とありきたりなことを言います。
「勉強は良くできるけど幼い」ままなんじゃないかと感じています。


自分で生きていくためにどうするのか

自分にとっての幸せとは何なのか

幸せになるためにどうすればよいのか

何のために勉強するのか

良い大学に入ってそれをどう活用するのか

大学では勉強以外に何をすれば良いのか


こう言ったことは全く考えていないように見えます。もちろん、振り返れば自分の高校時代もそうでした。賢い奴らは考えていたのかと思ってましたが、長女を見て、そうではないんだなということがわかりました。

地域トップの高校で上位の成績でコレなので、小中高と全て公立の学校に進めさせ、公立の学校に通わせる親の子どもに囲まれて育ったことが生きる力を育てない原因なのかも、とか考えてしまいます。

または、上位の成績を取ることに時間を割きすぎていて、こうなってしまったのかもしれません。


私の教育方針は、目的を持って生きること、自分で生きる力を身につけること、そして、最上の選択肢を常に選べる位置にいること、です。


受験勉強において、古文や世界史なんか、生きていくのに必要とはおよそ思えない内容に貴重な若い間の時間を膨大に割いています。

本当に膨大です。

この時間を他のことに当てていれば、出来たことはたくさんあります。長女が受験勉強に膨大な時間を使えるのは私の刷り込みが影響を与えていることと思います。やりたいことがないなら、大学が良い大学であればあるほど選択肢は増える、と子どもたちには言っていました。これを実践しているように思います。


さて、話を戻して、生きていくためにはどうするか。幸せとは何か。自分はどうすれば価値を与えられ、その対価を得られるか。

私自身は、高校時代にやりたいと思って進路を決め、大学で学び、就職し、がむしゃらに言われた仕事をこなして、
やりたかったことをやっていました。仕事の内容は面白く、やりがいはありました。多大な時間を拘束されることと給料がその時間に見合っていないこと以外は。

このままだとどうなるのかな、とふと思って考え始めたことです。

いろんな本を読んで、いろんな言葉に触れて、徐々に自分の軸が固まっていったような、そんな気がします。それは30代でした。学校の教育では全く習わないことです。もしくは、道徳の授業で国が考えた幸せを学んだだけなのでしょう。(私は道徳の授業は嫌いでした笑)既に結婚もしていたし、子どももいました。もし、郊外の立派な家を住宅ローンを組んで買い、愛する妻が働いていなければ、そこからはもう身動きが取れなかったでしょう。考え始めてから大きく進路を変え、変えることに膨大な時間を使いました。この間、献身的に支えてくれた妻には感謝しかありません。

ウチは娘2人です。
残念ながら何歳になっても子どもが作れる男性と違い、女性には子どもを産める時期という明確かつ残酷な人生における期限があります。人によって違うと思いますが、自身の経験からは20代後半から30代が最も仕事が出来る、やりたい時期、その間に何をどれだけしたかが40代以降の人生を決める時期だと思っています。育児はさておき、妊娠と出産に必要な時間は決まっています。子どもを作るか否か、何人作るかは仕事、キャリアに大きな影響を与えます。

仕事ばかりの人生が不幸だというつもりはありません。産まないと納得して選択した上で生きていくならそれで良いでしょう。大した家柄でもない私の家系が途絶えるとか、子どもが納得して幸せに生きることに比べたらどうでも良いことです。

しかし、やりたいことを出来なくなってから気づいても、身動きが取れなくなってから気づいても、失った時間は取り返せません。

自分の子どもたちには、女性の人生には男性には無い期限があることを理解し、自身で納得した答えを選択出来るように、大学の間に自分の軸を固めてほしい。

そしてそれは大学の授業では絶対に習わないこと。

自分で考えて調べないと分からないこと。

これが本当の勉強。その勉強内容が大学の勉強につながっていればラッキー。つながっていなければ大学以外の時間を使う。

自分の時間は、そのために使って欲しい。

そう思っています。

しん
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