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机の上の棚の製作 [やっていること]

photo1.jpgphoto2.jpgphoto3.jpg子供達の机の上に置く棚を製作しました。

机を作った時には少なかった持ち物も増え、長女の学校が始まってからは机の上は荒れる一方。
勉強道具にシール帳などのおもちゃ、増えていく文庫本などで机の上が狭く、勉強が出来ない状態でした。まだ勉強しない次女にいたっては机は遊び場。おもちゃだらけでお菓子を食べたゴミも散らかって悲惨な状態でした。何とかせねばと考えていました。

置いてある物を観察するとA4サイズが置けて三段の棚にすれば収まりそうな雰囲気でした。
私はゴールデンウィークは6連休。初日と2日目は子供達は学校、愛する妻は仕事。残り4日も旅行の予定がなく、入っている予定も丸一日使わないものがほとんどでした。この連休を利用して棚をデザイン、設計して製作しました。

デザインのポイントは以下。
・近所のホームセンターで材料が手配できる
準備せずに連休に突入したため、ネットで買うと連休が終わってしまいます。仕方なくネット手配は諦めました。
・安価に製作出来る
元エンジニアとしては同等のデザインの市販品に価格で負けるものを作るのはプライドが許しません。デザインで勝つか、価格で勝つか、それとも両方で勝つか。目標はもちろんデザインが良くて安価です。ホームセンターの材料は単価が高いので結構難しいのです。
・簡単に部品工作、組み立てが出来て、加工精度が完成品の仕上がりに影響しにくい
デザインは好きなんですが手先が器用ではない私。釘を打てば斜めになり、ダボの穴はずれるし、ノコギリなんてまっすぐに切れたためしがない。いつも設計図と完成品の落差に悩んでいます。簡単でないとね。高価な材料を使わないのはここにも理由があったりします。
・ありきたりなカラーボックスみたいなのにはしない
今年のテーマは「質を高める」。DIYでも良いね!と思えるデザインを心がけています。いかにも自分で作りました、は嫌なのです。価格も大事ですが、DIYは欲しいサイズ、機能が手に入ることが大きなメリット。価格だけではありません。デザイン7割、価格3割位の比率で考えています。

まずは粗いラフスケッチをだいたいオンスケールで起こしてイメージ確認。
板に凹みを作って組み合わせて井の字にし、開放感があるデザインにしました。これなら釘も要らないし、箱型にする加工もなく見た目が良さそうかな、と。
昔の日本の建築は板を複雑に加工して組み立てられたものが多いと思っていて、木に釘を打つってあまり好きではないこともあります。

必要な材料は20cmくらいの幅で厚み18mm~21mmの板。
子供達が休みでない5月1日、2日を使ってホームセンター回り。
コストと見た目とサイズのバランスが良い材料を探します。
近所のカインズホームとコーナンのめぼしいものをチェック。
ちょうどいいのがなく、149mm巾,19mm厚の1x6材にすることにしました。
たまにするDIYでは入手可能な材料を調査・把握するのが面倒ですね。しかしここはコストも重視する元エンジニアとしては譲れません。

ここで決まった材料をベースに詳細設計を展開。
ラフスケッチから材料サイズが変わったので設計変更。凹みを作るのを縦側の板のみとして縦側の板のみが飛び出す設計にしました。開放感アップです。

で、デザイン重視のものと機能性重視のものと井の字のバランスを変えた2案を作図して子供達にどっちが良いか確認。子供達は当然見た目が良いデザイン重視のものを選びました。

サイズと加工が決まりました。

長くなったので続きます。

しん

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